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数字は客観的事実

評価をすることで何が生まれる?

以前の記事で、私が指導案を作りなおしている、といった内容を書きました。

 

MacとiPadで指導案作り。アプリ”Numbers”でまとめが捗る! | 子どもと「遊ぶ」リトミック指導 hibikina

 

リトミック指導案、「まとめ」終わり!今回の「まとめ」の効能は?? | 子どもと「遊ぶ」リトミック指導 hibikina

 

この段階は、ゼロから作りなおしているのではなく、既存のものを「改良」していく形です。それなので、「改良」のための「材料」が必要になってきます。

 

そこで、一番役に立つ「材料」が、その活動を行った後に付けた「反省・評価」だったりします。「もっとこうするべき(だと思った)」「こうしたら、案外ウケがよかった」といったことが指導案をバージョンアップさせるのにテキメンです。反映させればよいだけなのです。

 

実際、活動後にこうした記録を残すのは大変です。職務上、それが「義務」なのであれば話は別ですが、個人で行っているリトミックである以上、自分が「まっいいか」となれば、それで済んでしまうのです。

 

しかし、そのツケは上記のように「改良」していく際にまわってきます。「ああ、確かあの時良いアイデアが出たんだけどなんだっけ?」となってもあとの祭り、なかなか思い出せません。

 

一行でも、その時の様子を残しておくと意外と思い出したりします。それなので、やりっぱなしではなく、少しでも記録しておくと、のちのちのためになります。

 

数字は客観的な事実

最近読んだ本で、面白いものがありました。「記録する」ということについて、とても興味深く、またリトミックの指導案づくりに活かせそうなのでご紹介します。

 

【あなたを天才にするスマートノート】
岡田斗司夫:著 文藝春秋社

 

「毎日2ページ書くだけで、人生が変わる脅威のノート術」

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この本では、論理的思考に基いてアイデアを生み出し、「(価値のある)面白い人」になるためのノートの使い方が紹介されています。著者自身の実践からまとめられたもので、実際のノート写真や体験談があり「なるほどたしかに」となります。

 

ここでいう「ノート術」とは、誰にでも習得できるノウハウとして段階を追って習得できるよう配慮されています。それなので、いきなり2ページ書くのではなく、「最初は五行日記から」と敷居が低く始められます。

 

その中で、「行動採点をする」という段階があります。この方法が、まさに今回の記事である「評価」の部分に活かしていけそうなのです。

 

・五行日記の各項目に0点から5点の6段階の点数を付ける
・一番楽しかった事には5点
・サイテーだった事には0点

 

これは論理力を鍛える練習となり、一定の範囲内で物事を「判断する」クセをつけるといったものです。

 

こうして点数を付けていく(記録していく)事で、振り返りが出来るようになっていきます。具体的な状況ではないものの、数字として現れることは「なぜこうなのか?」といった判断材料になります。

 

数字として現れることは、客観的に判断しているようなものです。そこに1点や2点といった低い数字が現れると、良い気持にはなりません。そうすると、無意識の内に「低い点数」を避けるようになります。

 

点数を付けることによって、「考える力」を付ける、そして「良い方向」へと意識を向けられる。これって、指導案づくりにも必要なことですよね?

 

前に行くために後ろを見る

指導案の評価として、まず一番必要なのは「必ず評価する」ことです。忘れてしまっては遅いです。ただ、正直、私もですが、記録はおっくうです。面倒臭がって穴が空いてしまうことがあります。

 

そこで、上記の採点方法で、点数をピッピと付けていくだけでも出来たら、文章を書くよりも楽に「記録」として評価をしたことになるのでは?と思います。

 

もちろん、点数だけで「何でこの点数か」がわかるようにしなければ意味はないのですが、「最低限、記録する」というクセをつけるにはこの方法が良さそうに思えます。点数に一文を加えれば、思い出すキッカケになって効果ありそうです。

 

そもそも活動を行いながら、その日の内容を覚えていく事はとても困難です。それなので、反省は全て思い出そうとしなくていい、1割思い出せたらオッケーぐらいの方がプレッシャーにもならずよいと思います。

 

とにかく、自分の指導案をよりよいものにしていくためには、過去を活かしていかなければなりません。たった1割の「反省・評価」でも積もっていけばノウハウになるはずです。

 

忘れてしまっても「記録」しておけば何度でも蘇ります。とにかく、点数だけでもいいから残しておきたいものです。