先週末から風邪をひいており、ようやく体調も元に戻りつつありますが、声が思うように出せない状態です。鼻声と調子の出なさから、余り声を出したくない、といった状況です。

そんな中のリトミック。進める上で声が出せない状況は望ましくないのですが、しかし困る訳ではありません。喋りすぎないことでスムーズに進められることがあります。

喋りすぎのデメリット

リトミック活動の最中に喋るといえば「説明」する場面が大半になります。活動の流れだったり、子どもをその気にさせていく声掛けだったり。

 

実は、この場面は非常に重要かつ難しい場面でもあります。説明が足らないと子ども達は理解ができず、説明が多くても理解ができません。

 

どういうことかというと、「説明が足らない」というのは子どもがイメージ出来る言葉が足りていないということで、「説明が多い」というのは話が長くて覚えきれない、ということです。

 

単純に、説明は短く言えばよいわけではなく、たくさん言えばよいわけではないのです。

 

指導原則は「一時に一つ」

以前、話題にしました以下の本で「指導原則」として取り上げられていることがあります。

 

【レビュー】子どもが理解を示すための原則「子供を動かす法則」 | 子どもと「遊ぶ」リトミック指導 hibikina

大人はつい指示をするときに「あれをしてからこれをやって、その後に…」と矢継ぎ早に言いがちです。しかし、同時に何手先の指示を一回で聞いて把握するなんて大人でも難しいです。

 

子どもに指示を出す時は、その場面に対して一つ。その一つは活動の動きに対するものです。

「今からお散歩するよ、音楽と一緒に歩きましょう

確認事項が無ければ、これだけで十分です、あとは音楽で動かせばよいのです。

 

実際の現場で意識していくために

 

私自身、「一時に一つ」は常に意識しているものの、やはり難しいです。説明をしながら「あ〜話しすぎだこりゃ」なんて気がついたりします。

 

今回は風邪の影響で、なるべく声を出したくないので、自然と指示を絞って後は音楽だけで進めました。でも、これが本来あるべき進め方だと思います。わざわざこちらが指示出しをしていては、子どもたちが考える余地をなくしてしまい「命令している」になってしまいます。

 

実際に活動において、これを意識して進めるには、その日の流れ(指導案)に一つの場面に対し一言セリフを書いておくと良いです。なるべく、それ以外喋らないようにする。

 

本当に上手なリトミック講師のレッスンは無口です。音楽が全てであるかのようなのです。

 

 

 

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