即興演奏の講師として関わらせて頂いたワークショップに、今回は受講側として参加させていただきました。内容は、ドイツの音楽療法によるセッションです。もちろん、講師の方はドイツで学ばれた音楽療法士です。


ドイツの音楽療法は、日本で一般的な所謂歌唱療法とは理論も方法も全く異なります。

「音楽を演奏する」ということを、例えば譜面通りに再現する、といった一般的なことではなく「行為」として捉えて、その人の内面を見ていく、または音楽を通して自らを発見出来るよう促していくように扱っていきます。

世界中では様々な音楽療法が行われており、それぞれアプローチが異なります。その中でも、フロイトを中心として心理療法の中に体系付けられているドイツの音楽療法は、まだ日本ではあまり知られていません。興味のある方は以下をご覧になってみると良いでしょう。

ドイツ音楽療法センター←クリックでリンク先へ

 

 

今回のワークショップ、音楽的ルールは殆どなく、楽器を鳴らす事にただただ没頭していきます。そこには、自己や他者の様々な内面が音となって現れてきます。

自分の親子乳幼児での活動においても即興演奏を行うようにしています。
自由に楽器に触れられる!といった空間を保証することで子どもの色々な姿が見られます。そういった様子を引き出せるのも即興演奏といった枠組みがあるからだと実感しております。

【リンク】即興演奏で遊ぶ

また、ここでいう即興演奏とは、クラシックやジャズで行われる「機能和声」に則ったものではなく、純粋に「行為」としての即興演奏です。ジャズギタリストのデレク•ベイリーが即興について綴った本があります。興味のある方は以下をご覧ください。

【リンク】万人が音楽を楽しむための方法 「インプロヴィゼーション」

 

音楽をする、ということは幅広い解釈ができます。自分たちはなぜ音楽をするのでしょう?