スポンサーリンク

リトミックにおいて、最も労力を注ぐのは「指導案作成」です。

そして、苦労して作って、活動して、「あれは良かった」「あそこはダメだった」と振り返ることになるのです。

面倒くさい「反省記録」しかし重要な「記録」

苦労して指導案を作り、苦労して活動した後は、正直なにもしたくありません。

 

しかし、ここで「振り返り」をしなければ次回に何も活かすことができません。もちろん、「今度はこうしよう」と次回に向けて覚えておくことは可能ですが、そこは人間ですので忘れてしまうことが殆どです。これは、とてももったいないです。

 

私も、なるべく反省記録はつけるようにしています。全体の様子、子ども個別の様子、今後のアイデア…。これらは、必ず次回に活かされるので必要なのは分かっています。が、毎回必ず行っているかといえば、そうではありません。「後でつけよう」→数日後または一ヶ月後「あれ、つけていなかった」となることもしばしばです。

 

これは、いけない。と、記録することの技術や意識を上げるためにと以下の本を読んでみました。

 

【日記の魔力】書き続ける事で得られるものとは?

 

【日記の魔力】
表 三郎:著 サンマーク出版

著者は「日記を30年書き続けている自称:日記の名人」、日記の活用法をこの本に詰め込んでいます。

以下、リトミック指導案の「反省記録」い役立つ部分を抜粋。

 

日記に「感想」を書く必要はない。自分がその日、とった行動を客観的に記録すればそれだけで十分なのだ。

 

日記は書くものであると同時に、読むものとして、昔の船乗りの「航海日誌」を例に出している。

 

レーダーやGPSなど無い時代、航海には目的地にたどり着くための記録を欠かさなかったという。日々の記録をあるがままに記録しておくことで、迷子にならないよう位置を把握できたり、アクシデントがあっても以前の「記録」をもとに回避したりできる。つまり、記録をとらないと命に関わることになる。

 

著者は、日記もこうあるべきとして、上手く書こうとするのではなく事実を記録していくことを勧めている。

 

そうすることで、自分の行ってきたことを「客観視」することができ、現在位置や進むべき道が見えてくる、というのです。

 

なぜ行動を緻密に記録するのかというと、日記を付ける目的が「自己管理」だからだ。自分が日々何をしているかがわからなければ、いくら自分のことでも管理のしようがない。

 

よい習慣はそのまま残し、悪いところは直す。

 

日記には、その日あった出来事の感想は書かずに行動を「記録」していくことで、自分が日々何をしているかを把握できる。そうすることで、自分からは見えてこない「本当の自己」を再発見出来るという。

 

自分が「昔からこうなんだ」とするセルフイメージと現実は実際には異なっていたりする。自分が客観的に見えてくることで、今まで気が付かなかった部分に意識を向けられるのである。

 

そして、自己管理することは自分の人生をコントロールすることに向かう。

 

過去に焦点を当てているかぎり、データは単なるデータのままで終わってしまう。未来を見つめるからこそ、過去のデータが未来をつくるエネルギー源になるのだ。

 

本の後半では、積み重ねることでかわっていくことの重要性を問いている。日記を続けることで、毎日少しづつ自覚が変わり、セルフイメージが修正され、自己変容に繋がる。「量から質へ」とのいえるもの、としている。

 

リトミックの「反省」は何のために残す?

指導案への「反省記録」は、日記のように毎日残すものではないが、「毎回残す」という意味では似たようなものでしょう。

 

何のために残すかといえば、「次回に活かすため」に決まっています。その回の不満や愚痴を残すためではありません。「記録」なので、出来事を書いておけば、「じゃあ次回はこうしよう」と案は浮かびます。

 

私が「反省記録」を書く際に面倒に感じるのは、「文章に起こさなければならない」といったイメージが強いからだと思います。「何がどうしてどうだった。これは何が何したからなのでは?なので何はこうするべきだと思う」というような書き方が多かったのですが、これでは「感想」を書いていることになります。

 

考えてみれば、次回に活かすための「記録」は、何をしたかの「事実」だけで十分、判断材料になります。「感想」が書いてあったところでノイズが多いだけに思えます(今となっては、ですが)。

 

「事実の記録」だけを書いておけばよい、となれば気は楽です。少しでも、活動を改善していくためにも実践していきたいと思います。

 

この本は、日記を書き続ける事で、自分を変化、コントロールしていけるようになり、そこから生まれるメリットをわかりやすく紹介されています。

 

そろそろ、書店や文具コーナーに春からの日記が売られる時期です。キリの良い時期なので、日記の開始とともに読まれる事をオススメします。

 

関連記事

【本】あなたを天才にするスマートノート術、リトミック指導案「評価」に活かす | 子どもと「遊ぶ」リトミック指導 hibikina

関連書籍

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事