本日の保育園リトミックの出来事です。

活動の大きい目標として、「流れ」に乗ることを設定する理由

本日の保育園での出来事。ここの園は3歳児クラスが月齢で二つに分かれています。これまでリトミックでは2クラス合同で行ってきました。

この3歳児クラス、今回で2回目の活動でしたが途中で「全員が一斉に動く」ということをやめて「1クラスずつ順番に動く」という流れに変えました。子どもたちが座るイスが壁際に並べて準備されているので(これはありがたい)、動くクラスは前に出て、待つクラスはイスに座って見てるという流れです。

この判断をした理由は「子どもが流れに乗れるようにするため」です。

なぜかというと、注目や興味が移りやすく流れから外れて行きがちな子が多いことからまとまった動きの流れになりづらいからです。

集団での活動の場合、子どもたちはこちらの提示や周りの状況を判断して動いていくことになります。人数が多い上に上記の子どもの姿が目立つと、騒然としてしまい「今、何をしているか?」が子どもの目線からわかりづらくなってしまいます。

一斉に動く人数を減らすことで、子どもにとって「やっていること」の見通しがつきやすく、それが結果的に活動を楽しめることになります。

リトミック目標は、そもそも「活動に参加できる」という前提があって達成されるものです。 それなので、子どもたちが参加し始めてまだ最初の方であれば、音に反応するといった目標よりも(当然、設定はします)、流れに乗るという事に注目させていくべきです。

 

先日の記事の補足

先日の記事では「環境設定」について触れました。

 

園でのリトミック、活動前に行う「環境整理」は子どもの目線で! | 子どもと音楽で遊ぶリトミック指導

 

「子どもの目線にあるものを見えなくする」という内容でしたが、本日の保育園ではまさにそういった設定が保育士さんによってなされていました。

間仕切りとしての棚は壁際に背を向けて配置されています。

コーナー部分はイスで封鎖。これくらいだと簡単に入ってはいけますが、「入れない」と見せるのが重要です。