私は今、ある心理学系の講義をいくつか受講しています。

内容はもちろんですが、講師によって講義の印象が異なります。

「わかりやすい」と「???」となる違いは「話す量」なのではないか

ある一人の講師は、非常に落ち着いた声で話されていました。とても理路整然としていて、質問に対しても、こちらが理解できるよう翻訳された形で「真っ直ぐに」答えを述べられます。

ある一人の講師は、その反対でした。割と早口で、横文字の専門用語が時々ありながらで、とても情報量の多い印象でした。

どちらが「わかりやすい」かといえば当然、前者でした。両者の違いは「話す量」に関係しているのだと思います。

前者の場合、必要な事だけが伝わってくるので、聞いている側も情報を整理しやすいのです、

後者の場合は、たくさん話している割りに同じ内容を2.3度繰り返したり、結論まで回り道をしていたりなので、聞いていて混乱してしまうのです。

今後、どちらの講義を受けたいかといえば、答えは言うまでもありません。

リトミックの場合でも「話す量」は気をつけなければいけない

今回、改めて思ったのは「指導する上でたくさん話をしてはいけない」といったことです。

小学生への指導法について書かれていて、子どもに対する技術でとても参考になる「子供を動かす法則(向山洋一著 明治図書出版)」でも子どもへの指導の場面では

「何をするのか端的に説明せよ」

と説明されている。

 

たくさん話せば話すほど、子ども達は混乱する。大人だって同じことなのだから、子どもでは余計に、です。

リトミックの指導時に、子ども達の意識が散らばりやすい場面は「説明時」です。

長々とこちらが話していると、子ども達は次第に飽きてきてしまいます。聞く姿勢が上手な子ども達でも、次第に混乱してきてしまいます。

声掛け、説明は「長すぎず」「必要なことだけ」が鉄則と言えるでしょう。