技術を上げるには繰り返しの練習が必要です。一回の練習で完璧に身につける事は出来ません。

同じように知識も繰り返しインプットする事で、頭の中に蓄えられる。読書であれば、「繰り返し読む」ということ。この本は、繰り返し読む「高速大量回転法」についての本です。

たくさん「見る」ことでどんどん読めて理解できる!

【どんな本でも大量に読める速読の本】  宇都出雅巳:著 大和書房

いわゆる「速読」についての本なのですが、訓練だったり、大げさな横文字のテクニックが必要なわけではありません。誰もがしている読み方の「手順」を変えるだけで、効率良く本が読めるようになる、といった手法が載っています。

この本で重要視しているのは「知識のストック」です。

“私たちが何かを読むときには、これまで自分が蓄えてきた知識や情報、経験などの「ストック(蓄積)」を使って読んでいます。そして、読む速さにはこの「ストック」の量や質が大きく関わってきます” p.5

読む、ということは毎回一字一句を理解しているのではなく、既に「知っている」情報を塊として理解していくということです。自分の得意分野の本だと読むのは容易ですが、見たことも聞いたこともない専門書では、知っているという「ストック」が無いために読み進めるのは困難なるはずです。

本書では、この「ストック」を繰り返し読みから積んでいことで理解が雪だるま式に増えていき、結果的に速読技術となるということを「高速大量回転法」としています。

私も、この読み方を参考にすることで、本に対する苦手意識が変わってきました。個人的に、ここ2年ほどで何かしらの試験を受ける機会が多かったのですが、この「高速大量回転法」を応用する事で、時間の短縮、記憶の効率化を実感。「こんな勉強方法(読み方)でいいんだ!」と驚いたものです。

本を読む、ということはじっくり頭から一字一句読むのではなく、「見る」ように読み進めて繰り返すことで身になる。ということです。

読書への苦手意識、読まなければと思ってはいるが手が伸びない…といった方にオススメします。