
「話術!?」で子ども達は話に惹きつけられる!
子どもに「伝える」ためには、ただ話をするだけでは十分ではありません。
伝えるためには、子ども達の耳を開かせる必要がある
このシリーズの記事で「話は端的に」「10秒以内で」と提示の仕方について触れました。
しかし、短いからといってその10秒間を目一杯しゃべり続けては混乱させるだけです。
また、注目させるためには大きい声で話せばよい、ということでもありません。
「うるさい」と感じれば誰だって耳を塞いでしまいます。
「何を言っているのかわからない」「聞きたくない」と子どもが思えば、話は聞いてくれません。
そうなっては、そもそも活動の提示なんて出来ません。
それなので、いかにして「伝えるか?」ということをこちらは意識していく必要があります。
「間」があることで話は引きつけられる
もし、ずっとしゃべっていた人が急に黙ったら「?」と感じるはずです。
その状態は、意識を対象に向けている状態でもあります。
この、黙っている瞬間を話の流れに入れていくことが「間」を作る、ということです。
では、どんなタイミングで入れればよいのか。
「これから、◯◯をします。◯◯っていうのは……(0.5秒くらいの間)……◯◯をすることです。」というように、結論や答えなど「みんなが知りたいであろう事柄」の直前に一瞬入れていくようにします。
ただ、毎回こんな調子で喋っていくのは不自然なので、「ここぞ!」という所で間を開けるようにしていきます。
次回は「伝え方」や「聞き方」についてお伝えします。
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