
活動中、効率的にグループ分けをするならこの方法!
活動において、よりスムーズに進めるためのテクニックをご紹介します。
グループの分け方
活動によってはグループなどの小集団にわけることもあります。そうした時の分け方についてです。
4歳児以上であれば、どんな方法でもある程度問題なく行えると思います。
しかし、3歳児では難しい場合もあるかもしれません。
「絶対に○○と一緒じゃないとやだ!」と相手にこだわったり、グループという概念自体を理解することが難しい子がいたりします(この様子は4歳児以上でも見られたりはします)。
とはいえ、3歳児は「特定の友達と一緒に」ということを意識し始めるころなので、まだ小集団ではなく全員で活動していく方がよかったりもします。
最も簡単な2グループの作り方
全員で行うには人数が多すぎる、かといってしっかりグループに分けるにはタイミングではない、という時に便利な方法です。
「男の子はこっち(場所を示して)、女の子はこっちに行って座ってください」というように男女で分かれるのが最も簡単で確実な方法です。
欠点は、その集団の男女比によって均等ではない2グループになる、ということです。
頭を触られたら…
3グループ以上に分ける際に有効な方法です。
「目をつぶってください。今から先生が頭をポンと触ります。」といい最初のグループの子を選んでいきます。
目をつぶらせることで子どもは集中し、落ち着いてグループ分けをすることが出来ます。
予め全員の人数からグループ数で割った数を認識しておく必要があります。
また、この分け方の利点として、グループのメンバーをこちらがコントロールできるところにあります。
クラスには、いい意味でも悪い意味でも「ムードメーカー」となる子が数人はいます。
そして、そうした子達はいつも固まっている傾向があるので見分けやすいです。
それなので、その子達を一緒にせずバランスのよいグループに振り分けることがやりやすくなります。
クラスのグループで分ける
園では、そのクラス内でグループが決められていたりします。
そうしたグループをそのままリトミック内でも適用させる方法もあります。
そうしたグループは大抵、担任の先生が熟考した結果のメンバーの配置となっているので、そのまま活動へも活かせます。
欠点として、そのグループ数がこちらの希望する数と一致しない場合があることがあります。
また、欠席している子が特定のグループに集中していると、グループ人数に偏りがでることがあります。
次回は「リトミックの指導方法」の最終回です。
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