
ここ1.2年、保育園でのリトミックを行っていて疑問を思うときがありました。
【「リトミック」をしている以上、「リトミック」の評価をしなければいけない。】というのは果たしてそうか??
こちらはいくら「リトミック」を提供しようと思っていても、保育園の子ども達はリトミックを習いに来ているわけではないのです。
こちらと子ども達とのすれ違いが起きているように感じていました。
ある日、割り切って「今日はただ遊ぶことを目標にしよう」としてみました。
音楽に合わせる、聴き分けて動く、etc…そういった「リトミック」の目標を一度なくして純粋に楽しむことを目指してみました。
すると、こちらが何か物事を理解・習得させようと関わっている時よりも、遊べるようゲームとして活動を進めている時の方が子ども達の姿が生き生きとしているのです。
また、そんな中だからこそ子ども達同士の社会的な課題が出てきやすく(認め合ったり、反発し合ったり)、充実した活動になっていきました。
リトミック教室でもない園での活動では、そういった社会的な経験の方が重要なのでは?と思い始めました。
今年度より新しい流れを活動の中に試していってます。
自分が「これが正しい!」と思っていること、培ってきたものは成長とともに変わっていくはずです。
そうした変化を自分の中に気が付き、認めていくことが次につながっていくのだと思います。