活動の指導案を立てる際に、今回の目標、実際の内容、使用する道具などを考慮して組み立てていく事になります。

 

ここで、一つ「対象全体の様子」を配慮しておく事で、実際の流れが格段にスムーズになります。

 

対象を視野に入れた目標設定

例えば、経験が多くて慣れている子が多い場合は、こちらの目標優先にしても、その日の活動はゴールに向かいやすくなります。

 

反対に経験が少なく、不慣れな子が多い場合に同様の内容を行えば当然、活動は進みづらいです。一つひとつが不完全になるでしょう。
それなので、「その対象の活動経験度」を基にして活動を組む必要があります。それには、活動の数を目標に合わせていくことが重要です。

目標と活動のバランス

全てに当てはまるわけではありませんが、基本的に「目標の程度」と、それに向かう「活動のステップ数」を増減させます。

 

経験の浅い対象の場合、「活動に慣れる」「一つ一つの活動を楽しむ」といった大雑把な目標設定が大切です。そうすると、一つ一つの活動は短く、数は多くして決められた時間内までスモールステップで進めていくことになります。

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こうした流れのメリットは「活動のテンポよさ」があります。次々と繰り広げられるので、子どもの「飽き状態」を避け、集中の持続が見込まれます。

 

ただし、一つ一つの活動が短いと「掘り下げる」ことが出来ません。そこで、反対に経験の多い子が対象の場合、見通しが付いている分、集中が続きやすく活動への信頼がある(はず!)ので、目標が大きく(例えば、「あるリズムを身体表現する」など)、一つの活動が長いものでも可能になります。

結局は、指導者が何をしたいのか?

対象を理解しておくことが、活動の設定に必要不可欠です。そして、「この活動は何の目的で行うのか?」ここをおさえておけば、指導案を作る際に余計な流れができず「ブレない」ものになります。

 

とはいえ、実際には対象の状態が分からないまま行わなければいけない、などイレギュラーなことが起きます。そこは、経験でなんとかする!といったら身も蓋もありませんが…。
なんにせよ、「自分は何をするのか!?」といった部分を決めておけば最低限のパフォーマンスは発揮出来るはずです。