だんだん寒くなってきましたが、体調的には憂鬱なものの、リトミック活動的には、ある意味充実してくるこの時期です。

季節ネタはリトミックでは定番!

私の場合は、この時期になると4.5歳児クラスはテーマが課題寄りになるので(二年目、三年目と継続してきた園に限る)季節感からは離れがちになりますが、3歳児クラスや、まだ経験の少ない園だと季節のイメージ活動が中心になります。

 

秋は食べ物や生き物、落ち葉や紅葉といった環境などネタが満載です。子どもが、パッとイメージ出来るものは、すぐにでも活動に取り入れられます。

 

季節ネタをダルクローズサブジェクトに取り入れる

ダルクローズサブジェクトとは、リトミックにおける目的、身に付ける内容です。音の強弱やテンポ、アーティキュレーションやリズムなど、様々です。

 

これらを、どう季節ネタに取り入れるか?指導者の知恵が試されます。

 

例えば、生き物なんかは、そのまま動きをイメージして動き(もちろん、こちらが即興で音楽をつけていきます)、何種類かの音楽を聴き分けて動く、といった活動にしていけます。

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食べ物は、その名前を歌にして、模唱の経験だったり、数を数える流れで数字唱(音階を数字で歌う、ダルクローズスケールに繋がります)にしたりできます。

 

5歳児で、ある程度経験を積んできたクラスなら、既存の童謡を使って、歌のリズムに注目してみたり、構成に注目した活動が出来るかもしれません(もちろん、意味が理解ができるよう、継続して活動してきた場合ですが)。

 

あくまで目標は「リトミック」

ただ、イメージ活動を考える場合、気をつけなければいけないのが、「目標」がぶれてしまうことです。

 

陥りがちなのが、季節など「ネタ」を先行して活動を考えてしまうことです。色々な食べ物、生き物の「絵」や「話」を用意して準備万端なつもりが、結局中身が「歩く、走る」の繰り返しだけだった。となると、活動はつまらないものになります。

 

活動で行うことを先にリストアップし、「その活動をするために、どうやって子どもをその気にさせていこう?」といった具合で、初めてイメージを意味付けさせていくべきです。

 

季節感あふれる内容にしやすい時期ですが、活動はまず「目標」という骨組みを作って、「イメージ」で肉付けしていくことを忘れないようにしていきたいものです。