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本日、「ドイツ音楽療法センター」にて「音楽療法養成講座:基礎コース」の即興演奏ワークショップ講師を努めました。

即興演奏は誰でも出来る!?

ここでの即興演奏とは、例えばジャズのように「ルール」がある中でのものとは異なります。楽器を鳴らしたりと、フォーマットは「音楽」なのですが、そこにはルールは存在せず、ただ思いつくままに鳴らす「行為」としての即興演奏です。

 

例えば、座って物がつかめるくらいの赤ちゃんは、楽器があるととにかく自由に鳴らします。感覚遊びの段階なので、とにかく興味の赴くままに探索するよう鳴らします。

 

 

赤ちゃんが鳴らせるのなら、かつて赤ちゃんだった大人も出来るはずです。とは、なかなかいきません。「常識」や「固定概念」から、赤ちゃんのように自由に演奏は出来ません。

タンバリンなら「叩く」や「振る」、「擦る」くらいでしょう。赤ちゃんなら落としたり、別の物で叩いたりと、大人からすると「怒られる」ことをします。

 

今回のワークショップは、そうした楽器に対する「固定概念」を外していく、といったものでした。

即興で内面が見えてくる

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リトミックにも即興は重要な要素として存在します(ダルクローズ教育の三本柱)。そして、ドイツの音楽療法にも、こうした即興は重要な意味を持っています。ドイツの音楽療法は「心理学」に基づいています。

 

今回のワークショップでも、参加者から「こんなことが急に蘇ってきた」「現状の、おかれている自分の気持が見えた」と内面の気付きに関する感想がありました。

 

実際に体験してみると分かるのですが(もちろん個人差ありですが)、楽器を鳴らしている「行為」「感触」「音色」「集団での音の環境」「場の環境」「人の環境」など、様々な外的内的要因で心が動くのを実感出来るのです。

 

それは、「音楽の力」といった耳障りの良い言葉ではなく、複雑で繊細な「人の心」が集団で影響しあっているからだと思います。音楽、楽器はそのためのツールに過ぎません(この場では)。

 

ドイツの音楽療法では、その人の「音」から読んでいき、その人自身が問題に気がつけるよう促していくことを行います。日本では。まだまだマイナーではあると思いますが(◯本音楽療法学会が全てではありません)、興味のある方は、以下のサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

ドイツ音楽療法センター

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