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子ども

スカーフの活動が色々な年齢の子に適応できる理由

2014年5月12日 by 藤原 大輔

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便利な「スカーフ」について。今日の活動で思ったことを書きます。

スカーフは色々な感覚を刺激する

このスカーフの一般的な使い方は手に持って「揺らす」ところにあると思います。

タオルなど綿のものとは違って「フワフワ」と浮かすことが出来ます。

破れにくいティッシュといったイメージが近いでしょう。

それによって、単純に振って遊ぶことにも使えるし、音楽に合わせて振ることでダルクローズの課題だったり身体表現といった本格的なことにも応用がききます。

ところで、このスカーフですが使用することでどんな感覚を使うのでしょう?

振ったり触ったりといった「触覚」、揺れる様子を見るという「視覚」が主なものでしょう。

 

スカーフはどの年齢にも有効な使い方がある

上記の使い方では、出来る年齢が限られてきます。

内容にもよりますが、3歳以上からが対象になるでしょう。

では、それよりも小さい子にはスカーフは適さないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。

乳児期の子どもの遊び方は、物を操作する段階より前の「感覚遊び」の時期になります。

それなので色々な感覚を刺激するスカーフは、もちろんこの年齢にも適した使い方があります。

例えば、「触れてみる」というところから始めて「持ってみる」「掴んでみる」「なでてみる」というように感触を楽しむことでも十分な遊びになります。

自分と他人を区別し始めてくると楽しめる遊びに「いないいないばあ」があります。

スカーフをかぶって「ばあ!」とやるだけでも楽しく遊べます。

また、自分で持たなくても「揺らして見せる」だけでも十分な活動です。

特徴的なスカーフの動きが、音楽に合わせて揺らされている、それを目で追う。

自分で動いて筋肉の感覚からといった刺激ではありませんが、「視覚」という自分の感覚から音を「感じている」ことになります。

「目で追う」ということは、集中して見続ける力が必要です。

そして、それは「ボールで遊ぶ」「友達と身体を使って遊ぶ」「黒板を見つづける」などと将来的なことにも繋がってくるといえます。

 

スカーフは使い方しだいで色々なアプローチになる!

ここでの私の意見は、リトミックというより子どもの発達に沿った視点での使い方になります。

他には、色名を言ってみたり、渡す時に「どうぞ」「ありがとう」のやり取りを経験できたりと、まだまだ方法はあります。

リトミックとは意味合いが遠くなってきている…とはいえ、それを目標に「リトミックのアプローチ」で活動にしていくこともできます。

要は「物」も「リトミック」もツールとしてどう使うか?ということだと思います。

何にせよ、便利なスカーフ。これほどあって困るモノはありません。

リトミックでよく使われる「スカーフ」はここで買える!!

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Filed Under: リトミックスカーフ 関連タグ:スカーフ, リトミック, 保育, 子ども, 指導法, 教育, 親子リトミック

大人数でのリトミック、マイクを使わずに声を集団へ通していく方法

2014年4月24日 by 藤原 大輔

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本日は児童館での0歳児親子リトミック。年度始めということもあってか30組以上の大変賑やかな活動となりました。

私は活動でマイクなどは使用しません。

理由としては、単にめんどくさいのと、無くても今まで困った事が無いからです(いや、風邪の治りかけの日は苦労します)。

大人数の中で、どうやって地声で活動していっているか?

それには、「声を通らす」必要があります。それについて、具体的に振り返ってみます。

声を通らすために私が意識している点

・低い声より高い声

ザワザワしている場面では低い声だと、当然ながら全体へは声は届きません。自分の周りにさえ届きづらいです。

声は、低い声よりも高い声の方が「張る」ことができます。そうした声がいわゆる「よく通る声」なのだと思います。

それなので、自分が思っているより「もう少し高い」声で喋るとちょうど良いでしょう。

・間を作り、そこに声を通す
当たり前ですが、喋り声や物音がしている中よりも、無音の状態の方がこちらとしては伝えやすいです。

そこで、一瞬の「間」を作り、そこに声を通す(しゃべる)ということをします。

毎回ではなく、特に「伝えたいこと」がある場合に有効です。

どうやって「間」を作るかというと、しゃべっている最中に一瞬黙ればよいのです。

例えば、活動の説明をしている時に「〜なので…」と結論を言おうとする時に、ほんの本の一瞬ためます(「…」の部分が「ため部分」)。

聞き手側からすると、言葉が続くであろうと予想していたことが起こらず「えっ?何?」と注目をするでしょう。その「間」に声を通らすのです。

しかし、毎回こんな喋り方をしていたらテンポが悪いだけなので「ここぞという時」というような切り札?にしておくべきです。

・説明は30秒以下で
大人に対しての説明は長くて30秒(それ以下が望ましいが)にします。

これは、単純に長く聞けば聞くほど「集中が薄れる」からです。

子どもに対しては10秒以下がよいのですが、大人へはもう少し長くてもよいでしょう。しかし30秒です。

何より、長々としゃべっているとこちらの声が疲れてしまいます。

もちろん、声の使い方は場面による

少人数のグループでは大きい声でなくても伝わりやすいので、むしろ話しかけるような声の方が雰囲気としては合っているでしょう。

また、子どものみの集団を相手にする際は、高い声だけでなく低い声なども使い、抑揚ある声の方が興味をひけて結果こちらの意図説明が伝わりやすかったりします。

【リトミックの指導方法】リトミックは演奏技術、知識だけでなく◯◯がないと教えるのに苦労する

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親子リトミックで子どもに興味を持ってもらう3つのポイント

2014年4月18日 by 藤原 大輔

今日の東京は曇り、肌寒い日でした。

そんな中、児童館での親子リトミック。たくさんの方に足を運んで頂き、賑やかに活動できました。

とても子どもたちの反応が良く、また私に対して興味を持ってくれている印象でした。

ところでリトミック講師は男性、女性、どちらがよい??

リトミック講師は女性が多いど思います。一般的にもイメージとして女性を思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか。

ちなみに、講習会にて男性が私一人だけという経験が何度もあります。

実体験としても、やはり女性の方が講師人口はほとんどを占めているでしょう。

とはいえ、大人を教える講師では男性も多いです。

何より、リトミックの考案者であるダルクローズも男性です。

話がそれましたが、講師に男女どちらがよいなんてことはないでしょう。

しかし、子どもを相手にする場合、やはり男性の場合にのみ起こりやすい場面などあると思います。

子どもは「男性リトミック講師」をどう見る?

おそらく、乳児期の子どもがよく知らない大人の男性と関わる機会なんて少ないと思います。

そうしたことから、慣れるまでは警戒心を持ってこちらを気にするでしょう。

特に3歳くらいまでの女の子の場合、「男性が苦手」という子が時々います(反対にとても積極的に投げキッスしてくる子もいます)。

親子リトミックでの活動の導入場面で、集団の中に入っていく時や楽器を渡す時など、子どもの様子を見て距離を調整することがあります。

男性に限ったことではありませんが、少しずつ信頼関係を作っていく必要があります。

子どもに興味を持ってもらうための3つのポイント

子どもがこちらに興味を持つということは、「…この人は、なんか面白そう??」と意識を向けることから始まります。

一緒に遊ぶ

それなので、まず何より「一緒に遊ぶ」ことが必要です。

言葉で「私はあなたの友達ですよ」なんて言っても伝わるはずがありません。

また、ピアノに張り付いて進めてばっかりいても子どもは「向こうでしゃべっている人」くらいにしか思いません。

かといっていきなり接近しすぎても警戒されます。

「一緒に遊ぶ」とは、同じ場所に「一緒に存在している」ことを共有することで十分です。

ちょっと離れたところで歌あそびなどをしたり、小物楽器をならして聴かせたり。

子どもが「何やってるんだろう?」と視線を向けている時に少しこちらも視線を合わせるだけで、「一緒にやっているよ」と雰囲気を伝える事ができます。

声のトーン

大人だってもちろんそうですが、低い声でボソボソ喋られたらつまらないです。明るい声の方がいいに決まっています。

そして、重要なのが「声の調子」です。

小さい声、大きい声、明るい声、暗い声、変な声、声はいろいろです。

子どもの興味は、こういったことに向かいます。

一本調子ではなく、抑揚のある喋り方を意識するとよいです。

そして案外、自分が思っている以上に声のトーンはつまらないと思います(録音してみるとバッチリ分かります)。

それなので、ミュージカルのように大げさなくらいの気持ちでしゃべるとちょうどよいと思います。

笑顔

説明不要ですね。これがないと子どもは「怖がって」しまいます。

さいごに

こういったことは突き詰めるとたくさんありそうです。

例えば、服装の色なども子どもからすると印象を左右するかもしれません。

さすがにパステル調の、とかはリトミックにおいては野暮だとは思いますが。

思い返せば、私と同じように男性でリトミック講師をして子どもと接している、という人は同じ世代では会ったことがありません。

もし、私と同年代、または下の世代の男性でリトミック講師を目指している方がおりましたら参考にして頂ければ幸いです。

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大人が上手に関わると、子どもは安心して成長できる。

2014年3月6日 by 藤原 大輔

乳児期の子どもは、生まれてから片手で数えられる年数しかたっていません。

 

成長途中でもあるし、発達途中でもあり「経験」をしていく時期といえます。そんな時期は、何より「大人」の接し方が育ちに影響を与えます。 [もっと読む…] about 大人が上手に関わると、子どもは安心して成長できる。

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親子リトミックで童謡や「あそびうた」を使う、私の理由

2014年2月21日 by 藤原 大輔

本日は児童館での親子リトミック。

0歳児から1歳くらいまでのお子さんが集まり、何よりお母さんたちが積極的に動いてくださり、とても良い雰囲気で行えました。

親子リトミックの活動では、もちろんリトミックを行います。

しかし、少なくとも私は時間いっぱいを「100%リトミック」とはしません。

たとえば、童謡などでもある、いわゆる「あそびうた」を入れたりしています。

もしかすると、リトミックにおいては邪道なのかもしれませんが、目的はあります。

 

リトミック活動とは?

そもそも、リトミックは全身を使って音楽を学ぶ「音楽教育」です。

即興音楽、時には既存の曲を表現して動き、分析したりします。

始まりはダルクローズが、自身の生徒に行ったものですが、今では幅広い年齢の人にアプローチされています。

しかし、小学生や大人など一人で出来る年齢ならよいのですが、それが難しいのは「乳幼児」です。

それなので、小さい子には「親子」での方法でリトミックを行う必要があります。

親子での活動を行う意味

親子での活動はなぜ行うのでしょう?

親子リトミックの対象となる子どもの年齢は、0歳児〜2歳児あたりです。

この年齢の子どもたちは、音楽を感じる力はありますが、自分から能動的に活動へ関わっていく事は難しいです(楽しくなっちゃって「キャーキャー」となるのは別として)。

それなので、大人である「親」が率先して動いていき、感じさせたり、見せてあげたり、聴かせてあげたり、一緒にやってあげたりして子どもに関わる必要があります。

そのための「親子」活動なのです。

童謡を使う利点

話は戻って、「私が親子リトミックで童謡などを使う理由」ですが、以下のとおりです。

・馴染みのある歌を活動の冒頭に入れることで、緊張感を和らげる

誰でも「知らないこと」には大なり小なり緊張するものです。

逆に言えば「知っていること」には安心をもって見通しをはかれます。活動の最初には必要なことです。

往年の名曲、のように童謡にも必ずと言っていいほど歌われ続けている歌があるので、それらを使うことで「ああ、これ知っている!」という安心の雰囲気が出ます。

ちなみに童謡などは、年代によって流行りなどはありますが、世代を一つくらいならまたいでも通じるものです。

・「あそび方」を家庭に持って帰ってもらう

童謡には、「ふれあい遊び」のようなあそび方ができます。

これは、特別なモノや技術は必要ありません。いつでも歌って遊べます。

昔は、自分が遊んでもらっていたであろう「あそびうた」ですが、大人になったら案外忘れているものです。

「あそびうた」は簡単に出来て子どもと関わるには最適です。

親子リトミックの中だけでなく、家庭でも楽しめる「ネタ」として知ってもらえれば、と思いおこなっております。

さいごに

リトミックのやり方は人それぞれです。

私の場合、リトミックを詰め込むのではなく、「親子での遊び場」として捉えています。

それなので、上記の内容を行っています。

しかし、「たかが童謡」なんて以前は思っていましたが、実際はかなり遊べるので最近は見直しています。

関連書籍

オリジナルお手本DVD付 DVDとイラストでよくわかる! 手あそびうたブック

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保育園でのリトミックで「使える」仕組み。グループはこう分けると良い!

2014年2月12日 by 藤原 大輔

リトミック活動を進める上で子どもたちの「グループ分け」を行うと、活動がより新鮮になったり、より一人ひとりに注目できたりと利点があります。

グループの分け方のコツは、どんなものがあるでしょう?? [もっと読む…] about 保育園でのリトミックで「使える」仕組み。グループはこう分けると良い!

Filed Under: リトミックの指導案, リトミック活動の「コツ」 関連タグ:リトミック, 保育, 子ども, 指導案, 指導法, 教育

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