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リトミック指導案はどうやって作る?

「リトミック指導案ってどうやって作ればいいの!?」

リトミックを教える、または教えたいと考えている人なら一度は直面する問題だと思います。もちろん私もそうでした。

指導案の作り方には原則があります。

この原則を理解していると理解していないとでは、活動の流れに大きな違いが出てきます。

今回から私が経験してきたアイデアを「リトミック指導案の作り方」という一連のシリーズとしてお伝えしていこうと思います。

なぜ指導案作成は難しい?

今現在、世の中にはリトミック講師養成教室や教則本(楽譜集??)がたくさんあります。

その中からたくさんの「やり方」としてリトミックのアイデアは得られます。

それらを組み合わせてリトミック指導案を作る事は、形としては出来ると思います。

私も最初はそうしてました。でも、実際にそれを使って指導してみて上手くいく事は少なかったです。

というより、活動として行えてはいるが「実感」としては意味が伴っていないように思えていたのです。

本などからのアイデアには限りがあります。

すぐにネタ切れとなってしまうので、自分で指導案を生み出す必要がでてきます。

恐らく、ほとんどの方がこういった同じ道を歩んでいると思います。

そして、いざ自分のオリジナル指導案を作成しようと試みるも…「どうやって作ればいいの!?」

例えば、「お散歩する→音楽に合わせて歩く」といった活動単位のアイデアは思い浮かびます。でも、

 

  • 何を活動の目的にすればいい?
  • 一回の活動でどんなことをするべき?
  • なんだか同じ活動ばかりになってしまう…
  • そもそも、どんな順番で活動を組み立てればいいのか?

 

 

といった「構成」の部分で悩んでしまうのです。

それもそのはず。ほとんどの本などで教えられているのは「活動単位」での内容しかありません。

それらを適当に並べて30分の活動、とは上手くいくはずがありません。

なぜなら、

 

  • なぜ、この活動を最初に行うか?
  • なぜ、中盤に必ず◯◯を行うのか?
  • なぜ、活動の流れはこうするべきなのか?

 

 

というような「子どもを指導するため」に必要な考え方、原則的な理由がそこにないからなのです。

「この活動、この場面は◯◯の意味で設定しています」とはっきり説明できる位でないと、指導する側も何をやっているのかわからなくなってしまいます。

人間を相手に指導をする以上、あやふやな考え方では通用しません(お遊戯的なものであれば、そこまで必要ではないかもしれませんが)。

指導案の作成が難しく感じてしまうのは、指導の「原則」を知らないことから起こるものです。

指導案作成で「子どもを見る力」が身につく!

「原則」に則って自らが作成した指導案だと、実際の指導に見通しが持てるようになります。

そしてそこから「余裕」が生まれます。

すると、リトミックの最中に子ども達の様子を見極めた上で内容を変更するなど臨機応変さが身についてきます。

また、慣れないうちは指導内容にばかりこだわってしまいがちです。

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でも、そもそも意味があって教えるということが出来なければどんなに素晴らしい活動内容であっても上辺ばかりをなぞることになってしまいます。

にぎやかな教材など使用するのもいいのですが、そもそも目標(ねらい)のために「本当にそれを使う必要があるか?」くらいまで考えられないといけません。

指導案作り、そして活動することを楽しみましょう!

今回からお伝えしていく「リトミック指導案の作り方」は、あくまで私が経験から培ってきたものです。

万人に合う内容ではないかもしれません。それなので、あくまで「こういう風にすると活動はスムーズにいきますよ!」といったご提案になります。

指導案作成になれてくると、「次回から何をしていこうか?半年くらい先にはこれが出来るといいな〜」なんて次の活動にワクワクして臨めるようになります。

そうなれるよう、あなたの個性的なリトミック活動のお手伝いができれば幸いです。

楽しんでいきましょう!

リトミック指導案作成に役立つ本

おすすめ本 詳細
リトミック教育のための原理と指針 ダルクローズのリトミック
リトミックの理論やアプローチ方などわかりやすく解説された名著です!
リトミック論文集 リズムと音楽と教育 エミールジャック=ダルクローズ
ダルクローズの論文集。難解な本ですが、読めば読むほど彼の想いや意図が身に染みます。
子供を動かす法則 (教育新書 41)
リトミックの本ではありませんが、子どもに教えるために必要な技術が網羅されています。リトミック指導者こそ読んでおくべき必読書。