遊びの構造

子どもは「遊ぶ」事が仕事だ!なんて耳にした事があります。

では、その「遊び」から培われるモノって何でしょう??

特に小さい子ども(乳幼児)にとって「遊び」は発達・成長に深く関わってきます

遊ぶ事はいいことだらけ?

具体的に言うと、動きから「運動」の発達。それによって「身体」の発達

外の世界に対する「認知」の発達。関わりによる「言語」「社会性」の発達。

何より遊ぶ事での「情動、欲求」の発達

こうして考えると、「遊ぶ」事はいいこと尽くめのオールインワンパッケージだと思いませんか?

とはいえ、子どもは、これらを一人で吸収するのではありません。大人と一緒に関わることで獲得していくのです。

「遊び」が上手な大人と一緒だと、子どもも「遊び」が上手になります。

しかし「遊ばせてる」だけの大人と一緒だとどうでしょう??

 

子どもと関わる大人(親だったり、何か教える人だったり)、そしてもちろんリトミック講師は「遊び上手」であるべきです。

それも、「やらせる」のではなく「楽しんで」遊ばせることが出来るような大人です。

遊びを「構造」として捉えると??

「遊ぶ」ことって、言ってみれば「内容」より、関わりによる「構造」がキモになってくるのだと思います。

特に子どもと関わる事を、お仕事にしている人にとっては尚更です。

自分は小学校からハタチくらいまでゲームが大好きでした。丁度、所謂ピコピコといったファミコンから、プレイステーションという、技術の進化による、ゲームの進化をリアルタイムで体験してきました。

でも、さすがに年を重ねるにつれ、飽きてきた部分がありました。

というのも、機械が進化してもゲームの内容が同じ歩幅で進化していないと感じたからです。

極端に言えば、「ドラゴンクエスト」など有名な作品でも絵は綺麗になっていくけど、やっている事は今までと同じ、と感じたのです。そうしてゲームとは疎遠になってきました。

つまり、ゲームの本体である「ハードウェア」が進歩してもゲームの中身である「ソフトウェア」が進歩しないことには「遊べない」と感じたのです(私にとって、ですが)。

なぜゲームの話を持ってきたのかというと、「遊び」も、その構造を考えるとハードウェアとソフトウェアの見方が出来ると思うのです。

リトミックにも遊びが必要

子どもは、「遊ぶ」ことで様々な事柄を学びます。

楽しんで遊んだ「経験」が何よりも自分の身になるのです(大人もそうだと思います)。

すると、リトミックにもやはり遊びは必要です。子どもが楽しそうに活動に参加する姿と、お勉強させられている姿では、どちらがあるべきだと思いますか?

次回は、遊びを「構造」として見て、いかにリトミックの指導に反映させていくのか?をお伝えします。

遊びの構造2 「遊びを【ハード】と【ソフト】で捉える」

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