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2-2. 「5音即興法」の弾き方

2022年12月7日 by 藤原 大輔

リトミックのための演奏を「いかに簡単に」そして「いかに必要なことだけ」を身につけるための「5音即興法」というものをお伝えしていきます。

大まかに説明していきます。5音即興法とは、その名の通り両手合わせて5つの音しか使わない即興演奏です。まずこちらをごらんください。まず、基本ルールとして右手は「ドレミファソ」の5音しか使いません。ドレミファソの5音であればどの音を弾いても構いません。

右手では基本的に鍵盤の真ん中の「ド」を中心にしていきます。そこから「ドレミファソ」と音が上がっていきます。ここまででもう必要な要素「5音」を満たしています。これ以外は基本的に使いません。

そして左手ですが、1オクターブ下の音を弾くようにします。また、弾く音楽の目的にもよりますが、左手部分は5音のうち「ド」または「ソ」の音しか使いません。

左手が「ド」と「ソ」の2音、右手が「ドレミファソ」の5音なら合計7音即興なのでは?もちろん、そうとも言えます。しかし、ここでは左右の手を合わせて弾ける箇所=7音ではなく、実際に弾かれる音が「ドレミファソ」の5音ということになります。

左手の「ド」と右手の「ド」は弾かれている音の高さは違えど同じ「ド」ということです。

このように、使う音を制限することで、ピアノを弾く際の複雑さを減らすことができます。即興演奏であれば、「何を弾けばよいのか」といった迷いを減らせます。しかし、これだけ縛りのある演奏ルールでも、リトミックの活動が成り立つ音楽は十分に演奏可能です。

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Filed Under: リトミックのためのピアノ・即興演奏

About 藤原 大輔

保育士/公認心理師/認定心理士/リトミック講師(Institute Jaques=Dalcroze承認 エレメンタリー免許)。0年以上、延べ5万人以上の子どもにリトミックを教えてきてた現役のリトミック講師。保育教育の現場だけでなく、障がいを持つ子どもへの療育も行い、幼児期の子どもを中心に0歳児から中高生の子どもと関わるプロフェッショナルとして活動している。

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