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遊びの構造1「遊ぶことはなぜ必要?」

2013年10月21日 by 藤原 大輔

遊びの構造

子どもは「遊ぶ」事が仕事だ!なんて耳にした事があります。

では、その「遊び」から培われるモノって何でしょう??

特に小さい子ども(乳幼児)にとって「遊び」は発達・成長に深く関わってきます。

遊ぶ事はいいことだらけ?

具体的に言うと、動きから「運動」の発達。それによって「身体」の発達。

外の世界に対する「認知」の発達。関わりによる「言語」「社会性」の発達。

何より遊ぶ事での「情動、欲求」の発達。

こうして考えると、「遊ぶ」事はいいこと尽くめのオールインワンパッケージだと思いませんか?

とはいえ、子どもは、これらを一人で吸収するのではありません。大人と一緒に関わることで獲得していくのです。

「遊び」が上手な大人と一緒だと、子どもも「遊び」が上手になります。

しかし「遊ばせてる」だけの大人と一緒だとどうでしょう??

 

子どもと関わる大人(親だったり、何か教える人だったり)、そしてもちろんリトミック講師は「遊び上手」であるべきです。

それも、「やらせる」のではなく「楽しんで」遊ばせることが出来るような大人です。

遊びを「構造」として捉えると??

「遊ぶ」ことって、言ってみれば「内容」より、関わりによる「構造」がキモになってくるのだと思います。

特に子どもと関わる事を、お仕事にしている人にとっては尚更です。

自分は小学校からハタチくらいまでゲームが大好きでした。丁度、所謂ピコピコといったファミコンから、プレイステーションという、技術の進化による、ゲームの進化をリアルタイムで体験してきました。

でも、さすがに年を重ねるにつれ、飽きてきた部分がありました。

というのも、機械が進化してもゲームの内容が同じ歩幅で進化していないと感じたからです。

極端に言えば、「ドラゴンクエスト」など有名な作品でも絵は綺麗になっていくけど、やっている事は今までと同じ、と感じたのです。そうしてゲームとは疎遠になってきました。

つまり、ゲームの本体である「ハードウェア」が進歩してもゲームの中身である「ソフトウェア」が進歩しないことには「遊べない」と感じたのです(私にとって、ですが)。

なぜゲームの話を持ってきたのかというと、「遊び」も、その構造を考えるとハードウェアとソフトウェアの見方が出来ると思うのです。

リトミックにも遊びが必要

子どもは、「遊ぶ」ことで様々な事柄を学びます。

楽しんで遊んだ「経験」が何よりも自分の身になるのです(大人もそうだと思います)。

すると、リトミックにもやはり遊びは必要です。子どもが楽しそうに活動に参加する姿と、お勉強させられている姿では、どちらがあるべきだと思いますか?

次回は、遊びを「構造」として見て、いかにリトミックの指導に反映させていくのか?をお伝えします。

遊びの構造2 「遊びを【ハード】と【ソフト】で捉える」

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Filed Under: リトミックの指導案 関連タグ:リトミック, 保育, 子ども, 指導案, 教育

About 藤原 大輔

保育士/公認心理師/認定心理士/リトミック講師(Institute Jaques=Dalcroze承認 エレメンタリー免許)。0年以上、延べ5万人以上の子どもにリトミックを教えてきてた現役のリトミック講師。保育教育の現場だけでなく、障がいを持つ子どもへの療育も行い、幼児期の子どもを中心に0歳児から中高生の子どもと関わるプロフェッショナルとして活動している。

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