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遊びの構造3「リトミックを【遊ぶ】方法」

2013年10月25日 by 藤原 大輔

遊びの構造

 

リトミック活動とはいえ、子どもにとっては「遊び」にならなければ活動は意味を成さなくなってしまいます。

楽しく「遊べて」こそ、はじめて経験として身に付いていきます。

リトミックの指導はソフトウェアの更新が重要。

例えば、童謡のような短い一つの歌にも様々な音楽要素があります。

音の高低、強弱、テンポ、リズム、和音、メロディ、フレーズ、形式、etc…

それらを、ダルクローズ・サブジェクトとして一つ一つをテーマにした「活動」を行う。

つまり、一つの歌や音楽(ハードウェア)から、様々な活動(ソフトウェア)を生み出していく。

それがリトミック指導者の仕事であり指導になる。

そして、それぞれのテーマは関連性を持っており、まとまって一つの目標に向かっていく。

これら一連の流れを「遊び」にしていきます。

ソフトウェアを生み出すのは、その指導者の力量次第

感覚だけでやってのけられるものではありません。

勉強、経験を積んでない人には難しいものです。

また、豊富なアイデアを生み出すために、関連分野や得意分野以外にも通じておく必要があります。

例えば、オルフやコダーイといった音楽教育にも関連があります(実際にダルクローズと関連があります)。

音楽療法も面白いです。日本でメジャーな音楽療法の歌唱療法では、対象者との関わり方について勉強になりますし、ノードフ・ロビンズの音楽療法では、音楽の使い方にとても驚かされます。

他にもスポーツだったり、テーブルゲームだったりと、なんでもアイデアとして取り入れられるはずです。

なにより、指導者自身が「楽しい!」と遊べるのであれば可能性は無限大です。

リトミックでは、音楽を「遊び」から深く体験していき、中身を理解していく事を目指します。

そのために、普遍的なハードウェア(ダルクローズ)を用いて、ソフトウェアの進化をさせていかなければなりません。

根拠が明確なほど説得力が増すように、「なぜ、これをやるのか?」という問いに、いつでも答えられるよう、理論の部分も大切です。

ただ、そうして導き出したものが正解とはいえません。現場で、実際に子ども達が「遊べて」こそです。

アイデアが机上の空論にならぬよう、研鑽していくべきです。

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Filed Under: リトミックの指導案 関連タグ:リトミック, 保育, 子ども, 指導案, 教育

About 藤原 大輔

保育士/公認心理師/認定心理士/リトミック講師(Institute Jaques=Dalcroze承認 エレメンタリー免許)。0年以上、延べ5万人以上の子どもにリトミックを教えてきてた現役のリトミック講師。保育教育の現場だけでなく、障がいを持つ子どもへの療育も行い、幼児期の子どもを中心に0歳児から中高生の子どもと関わるプロフェッショナルとして活動している。

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