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1-4,”はじめての人”のための「リトミックを教える方法」:リトミックに必要なものについて【楽器編】

2022年1月29日 by 藤原 大輔

ここからは、リトミックを行うのに必要なもの、事柄についてお伝えしていきます。

まず、物理的に必要なのはピアノまたはキーボード(安価なもので可)、あとは少しの間だけ走れる程度のスペース、これだけです。

ピアノ、またはキーボードに関しては、たとえばギターや太鼓あ楽器でも不可能ではないので必須ではありません。

しかし、後述しますがピアノは個人的にマストだと思っています。

そして、特に必要なのは「子どものことについて」「教えることについて」です。

言ってみれば、リトミックを教えるということは子どもを相手にするプロフェッショナルになるということになります。それなので、子どもと関わる上で必要なこともお伝えしていきます。

ピアノについて

音楽には、3つの要素があります。それはリズム、メロディ、そしてハーモニーです。

これらが弾かれた音楽に合わせて、身体を動かしていきそして経験していくのがリトミックになります。

この3つの要素を最も合理的に演奏出来るのがピアノになります。太鼓はリズムを表現出来ますが、メロディ、ハーモニーの表現は難しいです。

ギターですと、3つの要素は表現できます。例えばYoutubeなどでクラシックギターの演奏を聞いてもらえるとわかると思います。

しかし、リトミックで弾かれる音楽は、基本的に即興演奏であり、様々なキーだったりジャンルだったりを弾くことになるので、構造上ギターでそれらを対応することはとても困難です。

リトミックのために練習すれば可能かもしれませんが、それならばピアノを弾けるようになる方がずっと近道で効率的です。

私も、太鼓やギター、アコーディオンなんかで活動できないか試行錯誤していましたが、結局ピアノが最も合理的だという考えに至っています。

それなので、今からリトミックを学ぶ方もピアノをメインにすることをおすすめします。

キーボードについて

ピアノですが、本当におすすめなのはアコースティックピアノです。グランドピアノが最高ですがアップライトでも十分です。

アコースティック楽器は音の響きそれ自体が生き物のようで、音楽への没入感が違います。とはいえ、そんな環境を自分で用意するのは難しいです。

それなので、電子ピアノまたはキーボードで行うことが現実的です。

その際、使用するキーボードはこの3点を条件にしたほうが良いです。一つは、音の強弱がつけられるもの。そしてもう一つは61腱以上のもの。最後にスピーカーで大きい音が出せるもの(5w以上が望ましい)。

なぜなら、リトミックでの音楽表現では音の強弱や高い低いといった要素を課題にすすめていくことになります。これらを表現できないとなると、活動自体が出来ません。それなので、安価なものでも、この3点だけは満たすものを用意しましょう。

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Filed Under: はじめてのリトミック

About 藤原 大輔

保育士/公認心理師/認定心理士/リトミック講師(Institute Jaques=Dalcroze承認 エレメンタリー免許)。0年以上、延べ5万人以上の子どもにリトミックを教えてきてた現役のリトミック講師。保育教育の現場だけでなく、障がいを持つ子どもへの療育も行い、幼児期の子どもを中心に0歳児から中高生の子どもと関わるプロフェッショナルとして活動している。

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