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親子リトミックで子どもに興味を持ってもらう3つのポイント

2014年4月18日 by 藤原 大輔

今日の東京は曇り、肌寒い日でした。

そんな中、児童館での親子リトミック。たくさんの方に足を運んで頂き、賑やかに活動できました。

とても子どもたちの反応が良く、また私に対して興味を持ってくれている印象でした。

ところでリトミック講師は男性、女性、どちらがよい??

リトミック講師は女性が多いど思います。一般的にもイメージとして女性を思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか。

ちなみに、講習会にて男性が私一人だけという経験が何度もあります。

実体験としても、やはり女性の方が講師人口はほとんどを占めているでしょう。

とはいえ、大人を教える講師では男性も多いです。

何より、リトミックの考案者であるダルクローズも男性です。

話がそれましたが、講師に男女どちらがよいなんてことはないでしょう。

しかし、子どもを相手にする場合、やはり男性の場合にのみ起こりやすい場面などあると思います。

子どもは「男性リトミック講師」をどう見る?

おそらく、乳児期の子どもがよく知らない大人の男性と関わる機会なんて少ないと思います。

そうしたことから、慣れるまでは警戒心を持ってこちらを気にするでしょう。

特に3歳くらいまでの女の子の場合、「男性が苦手」という子が時々います(反対にとても積極的に投げキッスしてくる子もいます)。

親子リトミックでの活動の導入場面で、集団の中に入っていく時や楽器を渡す時など、子どもの様子を見て距離を調整することがあります。

男性に限ったことではありませんが、少しずつ信頼関係を作っていく必要があります。

子どもに興味を持ってもらうための3つのポイント

子どもがこちらに興味を持つということは、「…この人は、なんか面白そう??」と意識を向けることから始まります。

一緒に遊ぶ

それなので、まず何より「一緒に遊ぶ」ことが必要です。

言葉で「私はあなたの友達ですよ」なんて言っても伝わるはずがありません。

また、ピアノに張り付いて進めてばっかりいても子どもは「向こうでしゃべっている人」くらいにしか思いません。

かといっていきなり接近しすぎても警戒されます。

「一緒に遊ぶ」とは、同じ場所に「一緒に存在している」ことを共有することで十分です。

ちょっと離れたところで歌あそびなどをしたり、小物楽器をならして聴かせたり。

子どもが「何やってるんだろう?」と視線を向けている時に少しこちらも視線を合わせるだけで、「一緒にやっているよ」と雰囲気を伝える事ができます。

声のトーン

大人だってもちろんそうですが、低い声でボソボソ喋られたらつまらないです。明るい声の方がいいに決まっています。

そして、重要なのが「声の調子」です。

小さい声、大きい声、明るい声、暗い声、変な声、声はいろいろです。

子どもの興味は、こういったことに向かいます。

一本調子ではなく、抑揚のある喋り方を意識するとよいです。

そして案外、自分が思っている以上に声のトーンはつまらないと思います(録音してみるとバッチリ分かります)。

それなので、ミュージカルのように大げさなくらいの気持ちでしゃべるとちょうどよいと思います。

笑顔

説明不要ですね。これがないと子どもは「怖がって」しまいます。

さいごに

こういったことは突き詰めるとたくさんありそうです。

例えば、服装の色なども子どもからすると印象を左右するかもしれません。

さすがにパステル調の、とかはリトミックにおいては野暮だとは思いますが。

思い返せば、私と同じように男性でリトミック講師をして子どもと接している、という人は同じ世代では会ったことがありません。

もし、私と同年代、または下の世代の男性でリトミック講師を目指している方がおりましたら参考にして頂ければ幸いです。

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Filed Under: 親子リトミック 関連タグ:リトミック, 保育, 児童館, 子ども, 教育

About 藤原 大輔

保育士/公認心理師/認定心理士/リトミック講師(Institute Jaques=Dalcroze承認 エレメンタリー免許)。0年以上、延べ5万人以上の子どもにリトミックを教えてきてた現役のリトミック講師。保育教育の現場だけでなく、障がいを持つ子どもへの療育も行い、幼児期の子どもを中心に0歳児から中高生の子どもと関わるプロフェッショナルとして活動している。

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