はじめに
こんにちは、リトミック講師の藤原大輔です。
このシリーズでは、日本ジャックダルクローズ協会公認エレメンタリー資格の私がリトミックで10年以上、述べ5万人以上の子ども達と関わってきた経験から、”はじめての人のための「リトミックを教える方法」”をお伝えします。
シリーズの内容は、リトミックの特徴である「音楽を聴いて反応すること」というエッセンスを学べるよう体系づけたものです。それらを順序立ててお伝えしていきます。
まず、そもそもリトミックとはどんなものなのか?、日本ではどんなリトミックがあるのか?といった大まかな内容の説明から、実際のリトミックを教えるには何が必要か?どうやってピアノを弾くのか?教えるのか?という現場レベルでのお話です。
ここでいう”はじめての人”というのは、今現在リトミックは教えていないが、どんなものなのかを知りたい、勉強をしてみようと思っている、始めてみたいけどどうすればよいのかわからない、といった、リトミックの入り口にいる方を対象としています。
また、このシリーズの最後は実践編として、リトミックを教える体験ができるよう、簡単な内容の活動案を説明していきます。
それなので、今現在、子どもと関わるお仕事や活動をされている方でリトミックに興味がある方には特にお役に立てると思います。
リトミックには、こちらが音楽で活動の流れをつくっていけることに醍醐味があります。
ただCDをかけて決まった動きをするだけよりも、はるかにイキイキした活動になります。ぜひ、このシリーズをご覧いただき、子ども達と音楽を演奏するように「遊んでいく」という、楽しみを発見してください。