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2.リトミックを教えるコツ

子どもへの声のかけ方は同じ事でも「否定をしない」だけで印象が違って聞こえる

2014年5月15日 by 藤原 大輔

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こんな記事を見つけました。

 

子どもが変わる!親のNG言葉をプラスに変える「表現のコツ」5つ

 

 

子どもに声を掛ける際のマイナス表現をなくすコツが紹介されています。

「命令」が「否定」を含めてしまうかもしれない

上記リンク先から引用

たとえば「片付けないとダメ」と言われれば、「ダメだから片付けよう」と思います。「片付けるとキレイになって気持ちいいよ」と言われれば、「キレイにすると気持ちよくなるから片付けよう」と思います。どちらのほうが前向き、かつ建設的な思考でしょうか?

これは、声を掛ける意図としてはどちらも同じ「片付けをしましょう」といったものです。

しかし、最初の例は「命令」になっており、次の例は「提案」なっています。どちらの方が「やる気」になるかと言えば「提案」の方ですよね?

これは、やらされのではなく、自分からやろうとする事を促している形になっているといえます。

「提案」の方が本人の意思判断で動くことになり、言われた方からすると行動に納得がいっている状態になります。

「命令」の方は、相手の気持ちよりも先行してこちらの気持ちを押し付ける形にもなります。

場合によっては、これが相手を「否定」している可能性があります。否定されてやる気にはなりません。

それなので、声掛けをするのでも「否定」を含めない方が子どものやる気を引き出しつつ、こちらの意図も伝えることが出来る、といえます。

 

リトミックにおける「否定のしない」声掛け例

例えば、みんなが「歩く」という行動をとる場面。リトミックでは音楽があることで興奮気味になり思わず走る子がいます。

(その場面において「走ることも、その子の表現の一つなのでは?」という見方もできますが、ここでは限定的に「音楽に合った動きをする」というルールに則るという前提があるとします。)

その特定の子に対し「歩きなさい」「今は歩くんだよ」というと、こちらの意見が前面に出て「あなたは間違っている」と否定を多く含んだ声掛けに聞こえます。

ちょっと活動を止めて、

「歩くってどうやるのかな?」
「みんなは歩いているみたいだよ?」
「上手に歩くとこ見てみたいな!」

と疑問や提案の形をとると、こちらの意見がワンクッション置かれた聞こえ方になり、子どもからすれば「ああそっか」と気づいていける促しになります。

こういった声掛けが常に出来ればよいのですが、とても技術のいることで難しいです。

しかし、この方が子どもの動きも明らかに変わりますし、結局自分も楽になります。

普段、自分がよく言っている「マイナス言葉」を言い換える意識をしてみるとよいと思います。

【リトミックの指導方法】リトミックは演奏技術、知識だけでなく◯◯がないと教えるのに苦労する

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Filed Under: 2.リトミックを教えるコツ 関連タグ:こども, リトミック, 保育, 指導法, 教育

パネルシアターでリトミック活動を、より興味深くする方法

2013年12月17日 by 藤原 大輔

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私は、特に年少児クラスでパネルシアターを使います。この年齢は「見せる」ことが集中を集めるための良い方法だからです。

パネルシアターとは?

不織布に描かれた絵をパネルに貼ったり抜いたりして話を進めていくものです。

一枚絵の紙芝居より作業の手間はかかりますが、用意は楽です。

以下、ウィキペディアです。

パネルシアター – Wikipedia
今回使った自作のクリスマスツリー。とても簡素なものです。

「クリスマスツリーの飾りを探しにいく」といった流れのイメージ活動で使用しました。

間をつなぐためのパネルシアター

こういう視覚的に惹かれるものがあると、大勢の子どもの注意を集めることができます。

ザワザワと子どもの集中、興味が散漫になり始めても、サッと取り出せば「なんだなんだ」と視線が集まります。

こういった場面は、活動の切れ目で特に見られます。

しばらく動いて次のことを〜、としているうちに子どもは気持ちも身体もアチコチに向いています。

そんな時に、意識の交通整理をするために活用できます。

ここぞ!という時に使う

とはいえ、パネルシアターなど、それ自体が目的にならないように気をつけなければなりません。

あくまで、活動の「補助」として使うべきです。

指導案をもとに、子どもが散りやすいと思われる箇所三つほどで使用する、とすると流れのバランスが良くなると思います。

以下、参考までに。Amazonでも買えます。

パネルシアター材料など 詳細
パネルシアター用Pペーパー並口 ([バラエティ])
パネルシアター、貼り付ける側の素材です
パネルシアター用パネル布 ([バラエティ])
こちらはステージ側の素材です。
0・1・2歳児のかんたんパネルシアターキット ([バラエティ])
初めて製作するのであれば参考になるはずです。

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