
児童館での親子リトミックで、定番化している活動に「たいこ」があります。
たいこを「待つ」ことと「たたく」こと
方法としては以下の通りです。
・輪になって座る
・順番に回ってくるたいこを鳴らす
これだけです。
親子リトミックでは、基本的に「楽しむ」ことを一番の目的にしています。それ以外にこの場面で持てる目的で、
・順番を待つ(に気がつく)
・興味を持って自分から動く
とも設定できます。
これは、子どもに課題的な目標を持たせるのではなく、「しっかり待っていられたね」「いい音が鳴ったね」「(鳴らそうとしなくても)気持ちを向けることが出来たね」など、子どもの色々な姿をプラスに評価していくためです。
こうした活動は、大人から見れば「出来た」「出来なかった」と2択の評価になりがちですが、子どもからすると「そんな簡単なもんぢゃない!」といった気持ちでしょう。
ちょっとでも頑張れた事を「よく出来たね」と褒める場面を作る、そしてそれを保護者の方へもフィードバックする。
そうした活動が「たいこ」によって作る事ができます。
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