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リトミック指導案-hibikina

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藤原 大輔

1-2, “ピアノを両手で簡単に弾く方法” 指またぎについて

2022年5月29日 by 藤原 大輔

ピアノの弾き方に「指またぎ」というものがあります。これは字のごとく「指をまたぐ」ということなのですが、音を連続して弾いていくような長いメロディの場合はこの技術が必要になってきます。

 例として「ドレミファソラシド」と弾いてみるとします。親指から小指まですべて使って弾くと「ドレミファソ」と5音まで弾けることになります。

しかしこれでは残りの3音「ラシド」は、手を大きく右に素早く動かして弾かなければいけません。この手の移動がタイムラグとなる場合があり合理的な弾き方とは言えません。

このような場合、パッと手を移動させるのではなく指をまたがせることでスムーズな手のスライド移動が可能になり、結果、音を弾き続けることが出来ます。

 指のまたがせ方ですが2種類あります。低い音から高い音へ進む場合と、その逆の場合です。

「ドレミファソラシド」と弾くとします。まず、低い音から高い音の場合ですが、親指から始め「ドレミ」と中指まで弾きます。

次の音「ファ」を薬指ではなく、親指で弾きます。この時、親指は中指の下をくぐり抜けていくことになります。後はそのまま人差し指で「ソ」、中指で「ラ」薬指で「シ」、そして小指で「ド」と弾くことが出来ます。

 次に逆のパターンです。「ドシラソファミレド」と右から左へ降りてくるようにしましょう。

小指で「ド」を弾いてスタートします。薬指で「シ」、中指で「ラ」、人差し指で「ソ」、親指で「ファ」、ここまでは先程の逆パターンです。

残りの「ミレド」ですが、指またぎを行います。中指で「ミ」を弾くようにします。この時、中指は親指の上を超えていき弾くようにします。後は人差し指で「レ」、親指で「ド」と弾きます。

 指またぎを使う場面は、その曲の弾かなければいけないメロディ次第ではありますが、指の動きを合理的にするためには必要な技術になります。

もし、何かしらの曲を練習する際に、どうにも弾きにくいと感じることがあったら、指またぎや指の順番を工夫してみましょう。それが解決策になったりすることがあります。

Filed Under: リトミックのためのピアノ・即興演奏

1-1, “ピアノを両手で簡単に弾く方法” 弾き方について

2022年5月5日 by 藤原 大輔

 このシリーズでは基本的なピアノの弾き方についてお伝えていきます。とはいえ、それは一般的な「ピアノの基礎」ではありません。リトミックの情報をお伝えしている当ページならではの「リトミックのための弾き方」につながっていきます。

それなので、「リトミック講師を目指している」「けれどもピアノは全くの初心者」という方へ、特にご覧頂きたく思っております。リトミックでは必ず「即興演奏」が必要になってきますが、ここからお伝えしていく弾き方がベースとなりお役に立てるはずです。

ピアノは鍵盤を押せば簡単に音が鳴ります。ギターや管楽器などと比べると、音を出すこと自体はとてもハードルが低いと言えます。

とはいえ、これは楽器の習得が簡単というわけではありません。楽器は道具のように、使いこなせなければいけません。

ピアノも同様です。基本的な弾き方を「道具の扱い型」や「型」として身につけることで、無理がなく負担のかからない演奏に繋がってきます。結果、それがピアノの上達に関わってくるのです。

ピアノの弾き方について

例えば、右手で「ドレミ」と3つの音を鳴らすメロディを弾くとします。ただ鳴らすだけなら、どの指で弾いても構いません。人差し指一本で「ド、レ、ミ」と弾くことができます。

しかし、実際に曲を弾くとなると、指一本で弾ききることは現実的ではありません。親指で「ド」、そのまま順番に人差し指で「レ」、中指で「ミ」と弾くとどうでしょう?とても自然な形だと思いませんか?このように、親指から弾き始めることが多いです。そして、この親指を基準として、残りの指で弾いていくようにしていくことが基本です。

しかし、必ずこのルールが正しいとは限りません。例えば、「ミレド」とメロディを弾く場合はどうでしょう?

先ほどとは違って鍵盤を右から左に弾いていくことになります。一番目の「ミ」を親指で弾いてしまったら、次の左にある「レ」を弾くことがとてもアクロバティックな形になってしまいます。

それなので、中指から親指の順で弾いたほうが自然です。

別の例

もう一つの例です。「レミソ」と弾くとします。最後の音の「ソ」ですが、これは低い方、つまり「ド」の音よりも左にある方の「ソ」です。「レ」の音を親指で弾いてしまうと、その次の「ミ」は一つとなりなので人差し指で弾けますが、次の遠く左に離れた「ソ」の音は、届きません。

親指を大きく左へ動かし弾くことも出来ますが、動きとしては無駄が多くなってしまいます。曲のテンポによってはわざわざ弾くことの難易度を上げてしまいます。

やはり、この場合も親指以外から始めた方が良いです。人差し指で「レ」中指で「ミ」、そして親指で左の遠くにある「ソ」を弾く。手の形からしても、この方が合理的です。

ここでもう一つヒントです。最初の指を中指にしてみるとどうでしょう?手の位置が左にずれて親指が「ソ」にもっと近づくことになります。中指で「レ」、薬指で「ミ」と弾いたほうが、もっと弾きやすいはずです。

つまり、指の順番は、弾くメロディ次第となります。音から音、メロディからメロディへの繋がりが自然になるように弾いていきます。

また、慣れないうちはどうしても薬指、小指は使いにくいかと思います。そのため、複雑なメロディでも何とか残りの3本の指で対応しようとしてしまいがちです。

やはり、指は全て使えたほうが合理的に弾けるので、薬指と小指は意識的に使っていくようにしましょう。そのうち慣れてくるはずです。

Filed Under: リトミックのためのピアノ・即興演奏

1-9,”はじめての人”のための「リトミックを教える方法」:実践編

2022年3月5日 by 藤原 大輔

最後に実践編として、簡単な活動をご紹介します。

ピアノを即興演奏で弾くということをしていくのですが、ぜひこの即興演奏で音楽を自分で、自在にコントロールしていく、という楽しさを経験していただきたく思います。

ピアノやキーボードをお持ちの方は、そちらをご用意ください。お持ちでない場合は、例えばスマホの中の音楽アプリでもよいでしょう。実際に現場で活用は難しいかもしれませんが、どんな音を出すのか?といった確認には使えます。

例えば、iPhoneをお持ちの方は、標準で入っているGarageBandというアプリがおすすめです。もしアンドロイドのスマホをお使いの方は、無料のピアノアプリ等を探してインストールしてみてください。

もちろん、演奏せずとも、どんなことをするのか?とご覧頂くだけでも大丈夫です。

リトミック指導の実践編

それでは最後に、実際にやってみよう、ということで実践編です。

今日が初めてのリトミック、3歳児5人を相手に活動することを想定、部屋は10畳ほどの部屋で置いてあるのはアップライトピアノのみです。恵まれた環境です。

場面は活動が始まる最初の、子ども達の興味を引きつけるためのウォーミングアップ的な活動です。

リトミックの活動内容

これから活動を始めていくための準備、というウォーミングアップが目的になります。

それなので、歩いたりしてい動き回らず、座ったまま行うことにします。

子ども達は、音楽をよく聴いて手を鳴らします。音楽が止まったら、鳴らす手を止めるというルールです。

たったこれだけですが、音楽に合わせるためにはよく聴かなければいけません。そして、継続して弾かれる音、つまり拍や急に止まる音に、即座に反応していかなければいけません。

音をよく聴く、反応するといった目的がここにはあります。

リトミックの進め方

まずは、活動を始めるための場をを作っていきましょう。

最初はこちらがリードしていく場面です。子ども達に床に座ってもらい、1mちょっと離れて向かい合う形でこちらも座ります。

絵本の読み聞かせのようなイメージです。まずは行うこと、どんな動きなのかを伝えていきます。口頭で簡単に説明をしてみます。

「パチパチって手を鳴らすよ、先生のまねっこをしてね」といい実際に手を鳴らしていきましょう。こちらが行えば、子ども達はすぐに真似してくるはずです。

この間、「じょうずだね」「よく見てるね」など褒めていくことも大切です。

次に、おもむろに手を止めてみましょう。「止まったね、ピタッと止めるのも上手だね」と褒めていきます。この時「止まっている」ということを雰囲気でも明確にするため小声になることが重要です。

ここまでで鳴らす、止めるというルールを提示できました。後何度か繰り返したら、「今度は先生がピアノを弾くから、一緒に手を鳴らしてね」と伝えれば十分です。

後は音楽に登場してもらい、こちらは後ろに退いて黒子となりましょう。子ども達は音楽を相手に取り組んでいくでしょう。

活動の長さは2~3分、長くても5分程度で十分です。

どうやってこのリトミック活動の中でピアノ、即興演奏を弾くか?

この活動の目的のために必要な音楽の要素は、一定の感覚で鳴らされる音、つまり拍、英語だとビートです。

シンプルに、拍を提示するために、和音のみで、明確に弾いていきます。つまりは、このようにシンプルに弾けばよいのです。

この譜面の通り、言ってみれば2種類の押さえ方しかしていません。この「ドミソ」の形と「ドファラ」の形です。これを1小節に4つずつ弾いていくことになります。テンポはジブリの曲でおなじみ♪さんぽの曲と同じくらいでよいでしょう。

これを、適切なタイミングで止めていくのですが、いきなり数多く止めるととても忙しいものになってしまいます。

最初は音に合わせて鳴らすことに慣れる意味もこめて長めに鳴らしていき、止める。また同じくらいの感覚で繰り返す。そのうち感覚を短くしていったりして子ども達の「次はいつ止まるのか?」といった集中を促していきましょう。

ちなみに、「ドミソ」「ドファラ」を4つずつ弾かなければいけないわけではありません。それこそ、ここは即興演奏でもあります。

いきなり自由に、と言われても何をすればよいのかわからなくなると思います。それなので、「ドミソ」「ドファラ」の2つだけを使う、というルールを限定した上で、あなたの弾きたいように弾いてみてください。和音でも、バラして1音ずつでもいいです。

即興演奏に譜面はありません、それなので、間違えというものはありません。あなたが弾いた音はすべて正しいのです。

細かいことを気にせず飛び込んでしまうのが、即興演奏のコツです。

おわりに

これで、このシリーズは終わりになります。リトミックの成り立ちから、日本での現状、そして実際にリトミックを行う上で必要な事柄をお伝えしてきました。

もし、他にはどんな活動が出来るのだろう?もっとピアノを弾けるようになって子ども達と遊べたら?なんて思ったら、あなたはリトミックを教えることにきっと向いています。そのまま進んでいってしまいましょう!ぜひ、もっと子どもと音楽で遊ぶ楽しさを味わってください。

最後に、リトミックを学んでいくためのコツをお伝えします。

子ども達からすると、たくさんのことを求められるお勉強のようなリトミックは嫌なものになります。

こちらの意図や目的はあるにせよ、それを感じさせない、楽しく遊べるリトミックを子ども達は求めています。楽しく遊べる、がキーワードです。

あなた自身も学んでいくことを楽しく遊んでいってください。そして、「これを子ども達とやったら絶対に盛り上がるだろうな」というワクワクする未来を思い浮かべていってください。

そんなあなたを未来の子ども達が待っています。

Filed Under: はじめてのリトミック

1-8,”はじめての人”のための「リトミックを教える方法」:実際の活動の流れについて

2022年2月26日 by 藤原 大輔

どうやって活動が成り立っているのか?また、進め方といった「指導方法」という部分についてお伝えしていきます。

リトミックの本や教室等では、指導の内容、例えばどんな活動をするのか、といった部分が強調されているのですが、私はそれよりも「指導方法」という部分に重きをおくべきと考えています。

なぜなら、内容が分かっていても教えられなければ活動は成り立ちません。

レシピを知っていても、調理器具の扱い方をしらなければ、そもそも料理が出来ないのと一緒です。

適切な指導方法が身についていれば、計画できていれば、活動は必ず成功します。

活動の流れ

活動には適切な流れがあります。コース料理を思い出してみてください。

前菜から始まり、スープ料理、魚料理や口直しと続いてメインディッシュへ。そしてデザート、珈琲といったように一連の流れに起伏、緩急があります。

リトミックの活動も同様で、定番の始まりを告げる活動から、ウォーミングアップ的な活動、そしてメイン活動を行い、最後にクールダウン、というような流れで進めていきます。

また、流れがあることで子ども達はその都度、気分や視点を変えていくことになり、結果それが興味や集中を持続し続けることになります。

一回の活動は30分から45分くらいが適切です。

そして年齢が低いほど集中出来る時間は短いので、合わせて活動時間も短くしていくとよいでしょう。

指導する側はリーダーであり黒子であれ

活動を進めるには、まずはこちらが「何を」「どうやって」と活動の流れや意図を子ども達に提示していく必要があります。

相手が大人であれば、口頭で説明して後は音楽が始まれば各自が判断して動いていくことができますが、子どもではそうはいきません。

根拠は不明ですが、一般的に人間は視覚が8割、その他聴覚等が2割で外のことを判断していると言われています。

それが本当かどうかはさておき、大人でも口頭で説明されることを理解するのに集中が必要なので、ましてや子ども相手となると口だけで説明するのは無理があります。

それなので、「何を」「どうやって」をこちらが実際に動いてみせたり、一緒にやってみせたりして説明していく必要があります。

つまり、率先してこちらが動いて子どもを引っ張っていくリーダーにならなければいけません。

しかし、それだけでは子どもに「やらせている」だけになります。ここから子どもが自分で理解して動いていけるようにならなければいけません。

それなので、ある程度子ども達を引っ張っていったら、こちらは後ろに下がっていき前に出ないようにします。そこからは音楽の出番です。

イメージとしては、舞台の上の主役は子ども、それを演出するのは音楽、そしてあなたは舞台と音楽を影で支える黒子のようなポジションです。

こちらが出ないと活動は展開しない、こちらが出すぎると活動は意味をなさない。それなので、教える側にはリーダーと黒子を行き来するような立ち回り方が求められます。

注意すること

リトミックでは動くことがメインの活動なので、何より、怪我に対する備えが必要です。

例えば、床や壁際、つまずきそう、ぶつかりそうといったスペースはないか?子ども達が走れるスペースはもとより、走る方向や相手との距離感などなど、ぶつからないように気をつける説明はできているか?物を使う場合、いろいろな子どもの行動を想定できているか?こういった準備は大切です。

怪我だけでなく、活動がスムーズに進められるように準備をしているか?ということも大切です。

子どもが目を奪われて集中が飛んでいってしまうようなものが部屋に飾られていないか?

子どもが別の遊びに興味をもってしまうようなスペース、例えば隠れたり、飛び乗ったりできてしまうようなスペースはないか?このあたりも活動のため準備は必要です。

前にもお伝えしましたが、理想はピアノのみで後はなにもないシンプルな部屋です。なるべく、その状態に近づけるような部屋の準備をするようにしましょう。

Filed Under: はじめてのリトミック

1-7,”はじめての人”のための「リトミックを教える方法」:ピアノの弾き方、即興演奏について

2022年2月19日 by 藤原 大輔

リトミックで使用するピアノについて、もう少し掘り下げていきます。

おそらく、これからリトミックを始めたい皆さんが一番懸念していることってピアノではないでしょうか?

自分に弾けるだろうか?大人になってからでも身につくものだろうか?

答えはイエス、誰にでも弾けますし、大人になってからでも十分習得できます。

なぜ、こう言い切れるかというと私がまさにそうだったからです。

もし、リトミックのためにこれからピアノも始める、というのであれば解決策は「リトミックのためのピアノ」だけを身につける。これにつきます。一からピアノを習うのは遠回りです。このあたりのことを、これからお伝えしていきます。

リトミックでのピアノの役割について

リトミックの中で弾かれるピアノというのは、言ってみればゲームのルールを提示している、といえます。

例えば、マリオのようなテレビゲームを想像してみてください。ゲームが始まりました、キャラクタをコントロールして進んでいきます、敵が出てきます、それに反応して避けたり踏んで倒したりして対処していきます。

こちらは視覚的に入ってきた情報をもとに、キャラクターをコントロールしていきます。

リトミックは自分自身が操作するキャラクターになり、聴覚的に判断して、特定の動きで反応していきます。

弾かれるピアノが動いていくこと、反応を促すような合図や音楽を提示していくのです。

リトミックでの即興演奏について

リトミックに欠かせない要素に即興演奏があります。

例えば一つ前のレクチャーで弾かれたピアノ、あれを譜面通りに弾くのではなく即興で弾くのです。

なぜ、その必要があるのかと言うと、リトミックでは即時的に反応して動いていく、表現していくといった能動的な経験が求められるからです。

もし譜面通りでは繰り返すうちに覚えてしまい即時的に反応していくことにはなりません。

もし、子ども達の活動だと、同じことを繰り返すうちに飽きられてしまいます。その点、即興演奏だと、こちらがルールをコントロールしていけることになるので、子ども達からすると毎回新鮮なので興味が長続きします。

もちろん、必ずしも譜面どおりがいけないわけではありません、活動の目的次第です。しかし、リトミックでは即興演奏をベースに活動が進められるということを知っておいてください。

リトミックでは、これからピアノを始める人のほうが有利だったりすることがある

このシリーズでお伝えしたいことは、一般的に「ピアノが弾ける」と言われるためのピアノと、リトミックのためのピアノは求められることが違う、ということです。

一番の理由は、リトミックでは一般的には馴染みのない「即興演奏」が求められるからです。

そのため、小さい頃からピアノを習っている人がリトミックでもそのまま通用するかと言うと、そうでもありません。

なぜなら、即興演奏は譜面など用意せず、その名の通り即興で音楽を進めていくのですが、ピアノ経験者は譜面を前提に弾くことに慣れているため、それが無いという状況に慣れていないことがほとんどです。

それなので、小さい頃から譜面に慣れている人ほど即興演奏に拒否反応を示したりします。

譜面が無いと不安になり何も弾けない、という方を私は大勢見てきました。逆に言うと、大人から始めた人にとっては、譜面の呪縛にとらわれない分、即興演奏に馴染みやすかったりします。

私もそうでしたが、譜面がそもそも苦手なので、無いほうがストレスなく弾けたりします。

弾けるためには練習は必ず必要ですが、これからリトミックを始めたい人、同時にピアノも始めたい人は恐れずに「リトミックのためのピアノ」に挑戦しましょう。

Filed Under: はじめてのリトミック

1-6,”はじめての人”のための「リトミックを教える方法」:リトミックに必要なものについて【子ども編】

2022年2月12日 by 藤原 大輔

子どもの発達について

2つの意味で子どもを知っておく必要があります。

一つは、一般的な子どもの心理発達について。乳幼児期の子どもというのは、本当に1年で姿や中身が大きく発達していきます。

それなので、自分の活動が、今現在教えている子どもの発達年齢とあっているかどうか?ということを考える必要があります。

3歳の子どもに5歳の子どもが理解できる内容で活動するのは難しいです。

また、逆に5歳の子どもに3歳向けの活動を行ったら、簡単すぎてすぐに興味を持たれなくなるかもしれません。

自分が教えている対象の身体的、心理的な発達段階を知っておくことで、適切な活動を提供していけることになります。

目の前の子どもについて

そしてもう一つは、目の前の子どもについてしっておく必要があります。

心理発達といった事柄は大切ですが、あくまでそれは一般論でもあります。

子どもの気質や、どのように育ってきたかで様子は全く異なります

。自分が関わっている目の前の子どもが、年齢と照らし合わせて本に書いてある通り当てはまることは少ないです。当たり前ですが、本当に一人ひとり違います。

それなので、知識として子どものことを知る以上に、目の前の子どもはどんな子かを知ろうとする努力が必要です。こちらの方が大切です。

リトミックで関わる子どもというのは、あなたの目の前の子どもです。その子に何が必要か、どうやって教えるのがいいか、あなた自身で考える必要があります。

教える、指導することについて

リトミックは、ただピアノを弾いて音楽を演奏すればよいわけではありません。きちんとリトミックの目的に向かって進めるように活動を展開していかなければいけません。

そのためには「教える」というこちらの行動が必要です。これを「指導」する、とも表現します。

活動の計画は指導案、指導のしかたは指導法、指導方法などと言ったりします。

「指導」というとなんだか厳しい、やスパルタ、といったイメージを持たれるかもしれません。

しかし、ここでいう指導とは、その字の通り「指し示して導く」というものです。子どもが、目的に向かって進んでいけるよう導いていくのが大人の、こちら側の役目であり責任です。

理想的な子どもの姿というのは、自分で興味を持って考え自分で決めたり行動できたりすることだと私は考えています。

そうなれるよう、子どもが自発的に活動をしていける、そんな楽しめる活動をしていくべきです。

教室によっては、例えばピアノが弾けるようになる、楽譜が読めるようになるといった「出来るようになる」ことを目指したり、子どもの成長のために特色ある関わり方をモットーに活動をしたり、色々な価値観で進めています。

しかし、ではそのためには、どうやって子どもと関わるか、どのように伝えるか、どんなふうに進めるか?といった指導案や指導法は技術として大人側に求められます。

ただ、自分がふんわり思っている理想のためだけの関わり方ではいけません。

どんな流派だろうが、価値観だろうが、子どものために行おうとしていることに間違いはありませんので、良い悪いと決めつけるものではないです。

ただ、きちんと「教える」「指導する」ということには、責任を持って子どもと接していかなければいけません。

Filed Under: はじめてのリトミック

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